2008年5月9日金曜日

ENEMY OF THE STATE★

この映画はテロ防止のためにプライバシーを犠牲にするか、
プライバシーのためにテロを見逃すかという法案をめぐって
自分の政治的野心のためにテロ防止に反対する幹部を殺害し、
それに関係していく人たちを自分たちの立場から個人データを
勝手に入手し、次から次へと抹消していく。
そんな人たちに立ち向かう主人公たちは、大切な人を亡くし、
自分に残されたものは命しかないと感じ前に進んでいく
覚悟を決め闘っていくという話です。

私はこの映画を見てどちらを法案として認めるかは
とても難しいことで、簡単には決めれないことだと思いました。
上に立つものが自分の野心のために人を殺し、罪を人になすりつけ、
あげくには主人公の家に侵入し、監視カメラや盗聴器を仕掛けたり、
犯罪者にまでしてしまうデータ収集と操作力、それに人の人生を
ここまで落とすことができる力には怖さを感じました。
でも今の世の中はすでに個人のプライバシーはほとんどないように
思います。この映画のようになる日もそう遠くないように感じた。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

Very good. You wrote intelligently about the movie, you understood the story and the main themes, and you added your own comment.